ひとりごと

慣性があれば惰性で続くよどこまでも

今年もあと二週間となりました。
相変わらず寒い日々が続きますが、あと二週間です。
今年のブログの更新も、今回を覗いてあと二回です。

今回はそんなルーティンのお話。

今年は初めてブログの更新回数が30回を越えました。
4月からほとんど毎週、まあ一ヶ月サボった時期もありましたが、
それ以外はなんだかんだでちゃんと投稿していました。
我ながらびっくり、「ほぼ週」と名付けてよろしいでしょうか?(ダメです)

元々は「書くことをやめない」目的で始めたこのブログ。
小説はどうしてもポンポン出せるものでもないし、
常に執筆のプロセスにあるわけでもないので、
「書く」動作自体を続けたいなあと思ったのがきっかけでした。
毎日はきついから、毎週ペースくらいならなんとかなるだろうと。

でも、一年間で毎週投稿すると年間で50件の記事になります。
そう考えると50件のネタが必要になるということです。
最初の10件くらいはネタに困ることはないのですが、
そこから先になるとネタストックが尽きてしまって、
毎週の投稿のためにネタ探しをすることになります。
これが意外と苦しいものなんです。

平日の仕事のネタは使えないから、
それ以外にネタを探しに行くのですが、まあこれが見つからないもの。
だから本とか映画のネタに頼りがちになるんです。
まあ、それはそれで悪くない。

別に仕事ではないので〆切守らなくてもいいんですけれど。
コミケでもないから落としても誰が困るわけでもないんですけれど。
「ここで諦めたら自分に負ける」って気分になるのが嫌になります。

この気持ちは長く続ければ続けるほど強くなるものです。
「せっかく今まで積み重ねてきたんだから……」という慣性、あるいは惰性。
惰性がサボることを許さないという不思議な状況になります。
だから、今日も今日とて日曜にこうして書いているわけです。

こうしてこの一年間を振り返ると、
「習慣を続けることの意外なパワー」を今さら発見した一年、と言ってもいいでしょう。
このブログに限らず、今年はそうした習慣作りを気にかけた一年だと思います。
ランニングを続けることだったり、本を読むことだったり。

最初はつらい。でも、続けていく内に慣性が働いて、逆にやめることが難しくなる。
自転車と同じです。
漕ぎはじめはパワーが要るけれど、スピードが乗れば漕ぐのはつらくない。
逆に止まろうとするとバランスをとる難しさがやってきます。

こうしてできた習慣を積み重ねて、次はその習慣を少しずつ改良する段階になります。
ルーティンは変わらないものだけれど、いかに質を上げていくか。
そうすることで、ルーティンの本来の目的を忘れない。
私の次の一年はそんなふうに、ルーティンを磨いていくことになるかと思います。

来年もよろしくお願いいたします。

でも、あと二回更新あるんだったね!?
……さあて、なに書こうかな……。