ゲーム感想

徒然ゲーム録 『スーパーダンガンロンパ2』 ~ネタバレを食らった羊はそれでも楽しめるか?

さあ、5月もあっという間に下旬になりました。
皆さんはGWにどこかに行きましたか?
私は行きました、南国の国。

そう、ジャバウォック島です!
絶望的修学旅行なのです!

という茶番から始まるスーパーダンガンロンパ2の感想です。

私、ゲームとしては「ダンガンロンパ」(1作目)をプレイしたことはあります。
それもかなり前だったのですが、
ダンガンロンパシリーズもいつの間にか色々広がっていて、
アニメ作品も二つ出ているんですね。

で、ここでぶっちゃけますと、本作をやる前に
「ダンガンロンパ3」のアニメを見てしまうという暴挙を犯しています。
そうです、「2」の最大の謎を先に知ってしまうという、
致命的なネタバレを自分でした状態でのプレイなのです。
そんな状態で本作を楽しめるのかよ、と思っていました。
(全部自分のせいなのですが……)

しかし、それでもゲームプレイ自体は楽しかったです。

なんでちゃんと楽しめたんだろう。
ふたつ、その理由があるのではないかと思っています。

まずひとつは、「2」で起こる事件が
「3」でネタバレされていないということでしょう。
大きな世界観はバラされていますが、
個別の「コロシアイ」事件は明かされていませんので、
推理というゲームの本質は純粋に楽しめました。

2章くらいまではなんとなく事件の流れを推理できましたが、
3章以降はいかんかったですね、だいぶみんなに助けられました。
5章に至っては複雑怪奇すぎる……。

もうひとつ、「2」のすべてのキーパーソンである日向が、
どのように自身の過去を知り、どのように向き合うか。
それは「3」では描かれていないことでしたので、
日向の心情の流れを追うことができたのも良かったです。

そして、その日向の心情の流れこそが、
「希望と絶望」の戦いのキモですから、
「3」のネタバレと関係なく楽しめる部分でした。

以上、さらっとその感想を書きましたが、
久しぶりにがーっと集中してクリアしたゲームです。
ネタバレを食らっていても、それだけ楽しめるっていいですね。

……V3やるときはネタバレサイト見ないでおこう……(当たり前)