人の認識を裏切ること

最近、本だったり映画を読み終えることがないので、
ここの記事も自分の私生活のことばかりになっています。
やっぱり一人暮らしは思った以上に忙しい。

というか、源氏物語を読んでいるから他の本が読めないんですけどね。

そんなわけで今回も私生活から。
でも、久しぶりに秘封倶楽部の話になります。
どういうことなんだ?

ここのところ、私もすっかり東方やらアニメやらゲームやらから離れてしまい、
代わりに仕事にせっせと精を出す一般人と化してしまいました。
だからまわりも一般人になってくるわけです。当然ですね。
しかしながら、先日、一般人につい言ってしまったのです。

「あるゲームの二次創作を書いていたことがあって」

皆さんは肌で理解していると思いますが、この台詞はやべーですぞ。
ゲームを好きと口にするだけでドン引きする人がいるというのに、
その二次創作ときたらもう視界から消えてくれというレベル。

だがしかし、私がつい言ってしまった相手はこう返してくれたのです。

「私、それ読んでみたいです」

な、なんという幸運! ドン引きされるどころか、興味を持ってもらった。

……いや、本当にこれ幸運なのか?
私は「まあ、そのうち……」なんて典型的にお茶を濁し、
でもやっぱり濁しきれない雰囲気で終わったため、
その人に見せても大丈夫な作品を探してみることにしました。

……

……

……まあ、ないんですけど。

でも、もし見せるとするなら、やっぱり秘封の話だろう。見せないけど。
その中で見せるとしたら、どれがいいかな。見せないけど。

そんなことを考えていると、あることに気づかされました。
自分の作品の中で、蓮子とメリーの基礎的な描写をまったくしていないということに。
つまり、二人がオカルト的な出来事を追って活動をする秘封倶楽部であり、
蓮子の眼のことや、メリーの眼のこと、京都や東京のこと。
私は物語を書くときに、その基礎的な描写を意図的に省いていたのですね。

もちろん、二次創作だから書く必要がないという側面はあります。
でも、それより私が狙っていたのは、
毎回、その一般的な認識をどこかで裏切ることでした。
たとえば二人は実は大学生ではないとか、
蓮子とメリーは仲が悪いとか、そういったこと。

なんでそんなことをしていたのだろう。
今となってはちょっと意味がわかりませんが、
当時は「蓮メリちゅっちゅに反抗したい」という気持ちだったのだと思います。
それをもう少し深めていけば、
「人間と人間がそんなに簡単に好き合えるか!」という気持ちです。

高二病ですね。

しかし、その気持ちに突き動かされて、長い話も書いた。
当時の自分にとってはそれがとても大事なことだったのだと思います。
今でもそう思っている部分はありますが。

でも、オリジナルの話を書くとき、そんな裏切り方はできません。
人々の中にある一般的な認識を利用するのはとても難しい。
秘封の二人を書いているときにはない難しさを最近思い知っています。

本当はここから話が面白くなりそうなところなんですが、
まだオリジナル書き終わっていないので、今回はここまで。
そのうち、この続きを書ければいいかなと思います。

……ところで、あの人には何を見せればいいのかな……(真剣)

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