発売されてからはや半年近く。やっと『星のカービィ ディスカバリー』をクリアしました! 100%クリアだ、文句なかろう!
まあ、闘技場で体力アイテム使ってしまったけれども。
ということで、今回は久々のゲームの感想です。
それではご覧ください!
3Dになった感動、久しぶり
まず、純粋に、星のカービィが3Dになった楽しさが爆発しました。この楽しさはすごい、マリオ64を初めて触った時の感動に近いものがありました。
以前、「社長が訊く」で星のカービィWii発売前に3Dカービィの構想があったことを知っていたのですが、その時のスクショを見るに3Dで本編のアクションを作るのは厳しそうだな、という印象でした。そもそも3Dゲームは、リアルの奥行きを無理やり画面という2Dで擬似再現したものなので、どうしてもその感覚に差異が生じるものなのです。特に3Dアクションは、自分の攻撃が奥側の敵に当たったように見えて実は当たっていない、ということがザラに起きるジャンルです。
それでも本編で初の3Dを出すという驚き、そして実際に触ってみたら、それ以上に3Dアクションとして手触りがよく遊べるという点に本当に驚きました。カービィのアクションにまったくストレスがありません。
3Dで見せる世界、ワクワクが止まらない
そして、今回の舞台となる新世界を探索するわくわく感。たまらなかったですね。最初のエリアは、自然に飲み込まれた過去の文明の建物が並んでいるのですが、色彩が明るくビビッドで、いろいろなところをどんどん探索したくなりました。実際にはゼルダのようにどこもかしこも移動できるわけではないのですが、それでも行ってみたくなるほどです。
次のエリアも海のステージで、これまた開放感に溢れていて素晴らしかった。今、カービィの夏のCMでこのエリアがよく流れているんですが、うん、最高です。他のエリアも入る時に新鮮な驚きに溢れていました。これは3Dだから味わえる感動です。カメラワークが秀逸だと思います。
私にとってあまりにちょうどいい難易度
最後に、絶妙な難易度調整。もちろん、難易度は人によって様々ではあるのですが、私は今作が絶妙にピッタリでした。普通にクリアするだけならば、ノーミスで問題なくいけます。しかし、各種ミッションをこなそうとしたり、チャレンジの目標タイムを超えようとすると、何度もやり直しが必要になりました。やり直しは多少ストレスがかかるのも事実ですが、このゲームは理不尽に精緻な操作を要しないところが素晴らしかったです。
それぞれ攻略法を見つければ、あとは頭の中で描いたイメージを行えば大体問題なくクリアできました。謎解きというほど頭を使うわけではないのですが、ちょっとしたコツを掴むみたいな感覚でした。
いやあ、これが本格的な3D本編の最初の作品だとはとても思えないくらい素晴らしい!
職人魂を感じるゲーム
いかがでしたか?
この作品の発表時点から、実はすごくワクワク楽しみにしていたし、実際に遊んでみたらその期待を軽く超えてしまって、本当に感動でした。
なにより、今までミニゲームなどで3Dアクションのノウハウをコツコツ貯め続けていた開発者たちの努力が見事に活かされたことが感慨深いです。星のカービィ本編はWiiまでの難産の歴史があったのですが、その時ボツになっても必ず活かしてみせる、という職人魂みたいなものを感じました。こういう姿勢、私たちも見習うべきだなあ、と思います。
ゼルダ、ポケモンと合わせて、次がとっても楽しみな作品シリーズの一つです。